Platanus Diary

おうち大好き

テレビ観戦の思い出

サッカーWカップの観戦は時差との戦い。

ブラジルの時は夜中の3時キックオフとかあったような…。

でも、カタールは時差が少なくて楽。

スペイン戦も個人的には4時でラッキーだった。

毎朝6時過ぎに出勤なので、6時過ぎまでに試合が終わっていないと観れない。

6時過ぎまでに試合終了なら、逆算すると4時キックオフがデッドラインなわけで。

助かった…。

試合終了まで観られる上に、早めに寝ればそれほど寝不足にならない時間帯!

何大会前だったか。

勝戦が早朝キックオフになって、やはり出勤前に観ていたのだが、

スコアレスのまま30分の延長戦に突入した。

出勤時間の5分前になり、歯を磨かないと!とテレビの前を1分ぐらい?離れたら、

途端に1点入ってしまった。

結局それが決勝点にして、唯一の得点。

120分プラスアルファの試合時間の中で、テレビの前を離れたのはその1分だけ。

痛すぎる思い出。

 

今回のスペイン戦は例え数秒でもテレビの前を動かない!と心に決めた。

金曜日(出勤日)の朝なので、当然朝の支度は必要。

延長戦はないから、試合時間は前後半90分+ハーフタイム15分+アディショナルタイムで2時間弱のはず。

アディショナルタイムが合計10分以上あると計算しても6時には終わりそう。

これなら出勤も間に合う!

ただ、朝の支度を同時進行で行う必要があるわけで、ハーフタイム中に身支度と

朝食の準備。後半戦を観ながら朝食。

試合後に身支度の続きと朝食の後片付けをして、家を飛び出すという、

わりとハードスケジュールな予定を立ててみた。

当日は3:55に起床。

コーヒーを入れて、テレビの前に横たわる。とても起き上がれません…。

半分寝ている状態で試合が始まり、目だけ眠い…と試合が止まるたびに目を閉じてた。

10分ぐらいで先制され、さらに眠気が増す。

ちなみに私の予想は1-3での敗戦だった。

いやだって、期待しすぎると辛いじゃない…。

で、ハーフタイムに重たい気分のままバタバタと動き、朝食(野菜スープとパン)を準備して後半戦へ。

すっかり目も覚めて、美味しく朝食をいただいていたら、いきなり同点に!

え、もしかして引き分けに持ち込めちゃう?と俄然欲が出る。

でも、引き分けの場合、GS突破の条件は…と考えているうちに逆転。

え、逆転?!と早すぎる展開についていけずに呆然としている間にVAR判定。

リプレー映像だとボールがラインを割っているように見える。

いや、逆転とかそんな上手いこといくわけないよね~とか信じられず。

幻の得点になりそう?!と基本的にずっと弱気で待つ。

待つ時間が長かった…。

で、得点が認められ、一人ガッツポーズ。

しかし、その後の長い長い耐える時間は辛かった。

途中、このままいくと日本、コスタリカがGS突破という、わけのわからないことに。

なんか笑ってしまうような展開だったけど、3分後にドイツが同点に追いつく。

ドイツーコスタリカが引き分けで日本-スペインが引き分けだと…。

えーっと。

GS突破条件がなんだか複雑でわけが分からなくなった。

後から思えば、混戦で面白い展開だったんだけど、

リアルタイムでは楽しむ余裕などなく。

テレビの実況によればドイツーコスタリカの試合結果に関係なく、

とにかく日本-スペインが引き分けだと日本のGS突破は厳しい、らしい。

勝つしかない。

実にシンプルだけど、このまま30分も持ちこたえるのは非常に厳しい。

だって相手は無敵艦隊ですよ?

残り時間は、とにかく攻撃してくれ!!と思いながら応援していた。

守備の時間は観ているこっちは生きた心地がしないし、守備が続けば選手の体力も奪われるし。

でも、今回の代表は今までの代表より守備も安定していたようで。

2-1のまま後半45分になりアディショナルタイムが表示。

7分。うわぁ、7分だって。長!!

ドイツ戦の時も確か7分だったけど、あの時はまだ後がある試合だった。

追いつかれて引き分けても、最悪逆転を許しても、まあ想定内、OK。

でも、今回は引き分け=GSで敗退という試合。

本当に長い7分だった。

早朝から起きているせいもあり、3分経過でなんだか気持ち悪くなってきた。

まだ?ホイッスルまだ??

サッカーの試合を観てて、こんなに緊張したのは初めて。

そして、試合終了。

朝なので歓声は控え、テレビの前で勝利のダンス。

この喜びを表現したい!!とPCの前まで走り、ブログを乱れ打ちで更新し、

選手のインタビューを横目に出かける支度。

MCとかゲストのコメントは要らないから、私が出かける前にさっさと得点シーンをもう1回見せてくれ、フジテレビ!!

しかし、いつまでもスタジオの祝福コメントばかりなので、他局に変え、

得点シーンを堪能してから、家を飛び出した。

眠いけど、本当に良い朝だった。