ほとんど読んでくれる人のいないブログなので、いま書き残しておきたいことを遠慮なく書きます。(数年後の自分のために)
今年、家族を亡くしてしまい、人生初の一人暮らしスタート。
家族が病気になってからずっと想像してきてはいたものの、想像以上に寂しい。
日々の小さな出来事を話す相手がいないというのは辛いものです…。
たとえ重たい話題であっても、思ったことをそのまま遠慮なく喋れる相手がいるというのは本当にありがたいことだったのだと(分かってはいたけど改めて)思い知ったというか。
電話をすれば、話を聞いてくれる人はいる。だけど、本当に聞いてほしい人は電話をかけたとしてももう出てくれない。これが孤独というものか…。
とはいえ、人間は孤独では死なない。孤独が人を殺すというなら、私はとっくにこの世にいない。
まあ、案外普通に暮らせている。孤独感は一生消えないと思うけど、それなりに上手く付き合う方法はありそう。
この数か月、「遺族のお仕事」に明け暮れていた。(まだ終わってない)
お役所はもっとマイナンバー活用しようよ…。本当に役立たずだよ、マイナンバー!
戸籍やら住民票やら、似たような書類をどれだけ送ったか分からない。それらの書類を請求するのにもマイナンバーは使えなかった。
…それはともかく、書類仕事はほぼ終わった。
次に待ち受けるのは「遺品の整理」というお仕事。
片付け、苦手なのよね。
というわけで、まだ何も手を付けていない。(数か月も)
おひとり様になったので、ついでに自分の終活を始めようかと思っている。
子供がいれば「悪いけど後のことは頼むよ」って言えるけど、頼める相手がいないので、できる限り自助努力。
終活は早すぎるだろってみんなに突っ込まれたが、明日死ぬかもしれないじゃない。死なないまでも病気で動けなくなるかもしれないし。少しでも元気なうちにね。
庭終いも含めて、少しずつ生活のダウンサイジングをしていくつもり。
まずは大型の家具と使わない食器を処分するところからかな。
家具は一人では運べないから、とりあえず食器から手を付けようと思っている。
おひとり様には必要のない大皿とか、ほとんど使わない皿やグラスを処分して、普段使いの皿も枚数を減らそうかと。5枚揃いの皿は2枚だけ残すとか、そんな感じ。
で、減らさなくちゃ…と思っていたのに、使いやすいサイズ、気に入った柄の食器を見つけて買ってしまった。まあ、日々の楽しみもないとね?
掃除は好き。洗濯はちょっと面倒くさい。料理は苦手。
しかし、面倒くさかろうが苦手だろうが誰も手伝ってくれなくなったので、必要に迫られて少しずつ鍛えられてきた。
洗濯物を干すのも畳むのも、かなりスピードアップしてきた。(今までもやってたけど、忙しい時はお願いできたので)
料理は今までインスタントで済ませていた味噌汁を作るようになったし、お弁当も1品は必ず自炊のおかずを入れるようになった。私的には大きな前進です。
冷凍庫がだいたいいつも手狭なので、お弁当用の冷凍食品を買わないことにした。
少しでも料理をしようと思うのは、暇だからだと思う。話し相手がいるとダラダラ喋りながらグダグダするとか、関係ないことを喋りながらニュース番組を見るとか、そういう「なんとなく」の時間が多かったんだと思う。
…話し相手がいないとテレビもつまらなくって、休みの日とか時間を持て余す。
で、「ちょっと(嫌々ながら)料理でもするか」となけなしのやる気を出すと。
まあ料理は苦手だけど、自分で作ったものは買ってきた総菜より美味しいのです。
世の中に出回っている「かんたんレシピ」に感謝。
今月から家計簿をつけ始めた。もともと節約生活してたから家計の見直しとかは必要ないけど、具体的にいくら使ってるのかなって気になってきて。
12月なので?余計な出費が多かった。お皿とか座椅子とかビタミン剤とか「日々のうるおい」と称して自分を甘やかすことが重なり…。
まあ一つ一つはそれほどの金額ではないけど、誰の目も気にせずに浪費できるようになってしまったから(今までなら「もったいない」って怒られてたはず)、ちょっと怖い。
数か月、様子を見てみようかと。